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映画「隠し砦の三悪人」アンケート集計結果(7)

(7)黒澤版との比較で何か思うところがあればお書きください。

全回答者:33名
(7)回答者:14名

(複数回答)
①黒沢版とは別物……4
②どちらも面白い……3
②比べるべきではない。比べられない……3
②リボーンに成功している……3
⑤黒沢版より面白い……2
⑤「リメイク」はよくない……2
その他

【黒沢オリジナルより良いところ】
◎民衆が主役になっている。
◎武士ではなく、庶民を主人公にしてるところ。
◎庶民をバカにしてないところ。 
◎民衆を主人公にして、雪姫の君主としての苦悩を描くことで、
ストーリーが洗練されたし、感情移入しやすい。
◎黒沢版の雪姫の方が気品があったが、あまりに姫オーラが
強すぎて共感しにくい。
◎「ゆき」と呼ぶところ。
  姫が唯一自分の置かれた立場を忘れてただの女の子になれる
象徴のようで、よかった。
◎黒沢版は、秋月城脱出までが長く、秋月砦のシーンも
延々砂山を登り下りする印象しか残っていないが、この辺をスピーディに
処理しているので、
後半の展開をしっかり描けていて、よい。
◎山や村などの景色(セット)が美しく、切り替わる際のテンポが良かったので、
ストーリー展開にスピード感があったと思う。
◎スピーディなテンポのよさ、ドラマチックでファンタジーなストーリー展開
◎オリジナルは前半が退屈で、落ちそうになった。
◎それぞれが互いに関わり合う中で、成長していくところ
◎オリジナルより、丁寧に、気概を持って創ってると思う。
◎オリジナルはかなりアバウトだと思う。
◎運んでいた金が偽者だったところ。
◎昔の白黒映画と比較するとやはり、リアルに感じる。
◎「初めに潤君主演ありき」で、かつその潤君が今までの出演映画の中で
一番良い演技、表情を見せているので、断然樋口版の方が好き。

【黒沢版の方が優れているところ】
◎自分より前の時代の人が作ってるというだけで、時代考証とか
全部正しく思えるし、
時代劇は古いものが良いという感覚はある。
◎黒沢版は、男の友情、将たる姫の器や心意気に触れての、
国を裏切る「裏切り御免!」が痛快で好き。
◎武蔵と新八の会話にもう少ししょうもないおかしさとか、味わいとか、
くだらない掛け合いが欲しかった。黒澤版に比べて単純。
◎黒澤版の2人の会話が好き。でも、最初から知り合いで最後まで
ダメダメなおじさんならではの味わいかも。
◎黒澤作品は映像美だけではなく、音楽も黒澤作品らしさが表現されていた。
 樋口版は音楽が古めかしい。
 THE THREEをメイン音楽にすれば、音楽で若さやスピード感を表現でき、
CGとのマッチングでよりスタイリッシュな映画になり、
若い男性にももっとアピールできた。
◎芝居の仕方も時代によって遷移があって当前だが、
黒澤版の方がしゃべり口調がはっきりしていて聞き取り易い。
◎「裏切り御免」のセリフ。
  樋口版は軽すぎる。3,4回目にして、軽い「裏切り御免」に納得できた。
  黒沢版…六郎太の男気?に惚れこんで、万感込めて言う「裏切り御免」
  樋口版…雪姫が「裏切り御免」と言う流れが不自然
◎2ヶ月の撮影期間。ミフネの馬に乗っての戦いのシーンなどを見ると、
黒沢版は制作費とかではなく贅沢に作られていたなと感じる。

………………………………………………………………………………………

コメント
【リボーンに成功している】
◎秋月砦を出立する姫一行を見送る家臣たちや、六郎太の早駆けシーンなど、
原作の名シーンをそのまま残すのは良かった。
◎映画の技術が進んだ現代でこうして名作をリメイクやリボーンするのはいい。
◎黒澤版をベースに、そのいいところを残しつつ見応えのある作品に仕上がっていた。
◎黒沢版をあのまま作りなおすと、今の時代では間延びした感じが出たと思うので、
今の時間感覚で作ってあってよかった。
 
【別物、どちらも面白い、比較しない】
 
◎黒沢版も、見てみれば突っ込みどころやユーモアもあり、
それ程堅苦しいものではなかった。むしろ樋口版に通じる心意気を感じた。
◎映画にかける時間と監督のこだわりの差ではないか。
◎比較しないで純粋に楽しめた。
◎旧作とリメイクは全くの別物と考えて、比べないのが大事だと思った。
◎全く別のジャンルの映画だと思う。
◎観ていて所々同じ場面が出てきて、あっ一緒だと思うくらいで
違和感もなく憤るほどでもない。

【「リメイク」はよくない】
◎自分で見たいがために72歳の両親を誘ったところ「若いとき見たから、
見に行きたかった」と大喜びで見にいってくれました。
そのとき初めてオリジナル作品にはその時代に
見た人の大切な思い出が詰まっているということを心に感じました。
それまで真剣に見もしないで批評ばかり言っているようなコメントを見かけると
腹立たしく思っていましたが、(義母が「評判がよくないから行かない」といってたり、
映画マニアの同僚が「(CMを見て)CG使ってるとこでNG!」といって鑑賞せず等
)リメイクというのはそれだけでオリジナルファンの思いを
踏みにじっているのだと痛感しました

◎タイトルは『THE LAST~』、副題に『隠し~』をもってきてほしかった。
  ラブロマンスを盛り込んで、若者層をねらうなら、『THE LAST~』の方が伝わり易い。
◎『隠し砦~』を主題にして、黒澤版世代をねらうには、脚本換えすぎ。
◎黒澤版と比較した投稿が前面に押し出されすぎ、観るのをためらう人が多かった?
  黒澤監督、確かに偉大だが、現在の若者層にとってはなじみが少ない?

◎何十年もたってから、「花男」のリボーンを見るか?と言われたら多分見ない気もする。

【その他】
◎どうしても「あ、ここは違うんだ」とか、比べるつもりはなくても気がついてしまったので、
黒澤版を見ないで樋口版を見たほうがより純粋に楽しめたかも。
◎まだ見てない。DVDが出るまでには見たい。

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No.1462 - 2008/07/01(Tue) 18:50:10
 
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