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花より男子心に残るあのシーン・あのせりふ

★ 「てめえの仕切りは最悪なんだよ。」 / ミツコ  
「てめえの仕切りは最悪なんだよ。」(髪の毛を掻き上げて、顔を震わせる)
「暇つぶしにもならない」(流し目で斜め下を見る)

この道明寺初登場のときのいらつき感にはビックリしました。
今までの松本潤には、まったく感じたことのない、どうにもならないほどのイライラの爆発。
「こうしろっていってんだよ。」という時の声が、異様な高さで、狂気を表現しているんだなと思いました。

今、このイライラの原因は何だったんだろう?って思うのです。
学園の独裁者として、やりたい放題・好き放題なのに。。。

私は、道明寺司は混乱の中に生きていて、
渇望していたものは、秩序だったのではないかと思うのです。

学校で勉強を頑張れば、よい成績をとって誉められ、
クラスはきちんと運営され、
教師は教師として機能している。
そういう秩序の中で安心して生活したかった。

でも実際の道明寺は、
朝起きると、食事が用意され、身の廻りのことを全部やってもらい、
車で学校まで、荷物のように運ばれる。
自分の力で生きている実感のない毎日。

そして、道明寺なりのやり方で、英徳学園の秩序を作ろうと独裁者として君臨したけど、
支配しようとすればするほど、心の安定からは遠のき、イライラが増幅していく。

そんな中つくしに、「自分で稼いだこともないガキが調子こいてんじゃねえよ!」
と、ぶん殴られる。

ポカ~ンとなった道明寺は、つくしに惚れちゃったともとれるし、
もしかしたら、自分が長い間無意識に求めていた答えが、突然提示された!と思ったのかもしれない。

「自分で稼いで生活していく」という、もっとも根本的な秩序。
当たり前のことをハッキリ言ってくれる人に初めて出会った衝撃!

ですから私は、『花より男子1』は、道明寺司の成長物語でもあるけど、
混乱→秩序へと、彼の内面の整理の物語でもあるとも思うのです。

ラストが、つくしと別れても、すげえ~男になるためにニューヨークに旅立って行ったのは、
混乱から抜け出して、すっきりしたと思うし、
そんな自分を誇らしく思い、毅然としていられたんだろうなあと思います。

とんちんかん日本語は、もしかしたら、道明寺の脳内の混乱の象徴だったのかもしれない・・・なんても思います。
No.378 - 2006/02/08(Wed) 18:09:38
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